2021年5月10日、Amazonが2020年9月発表した新しい認証システム「Amazon One」がニューヨークのAmazonが運営する無人コンビニ 「Amazon Go」 に導入された。
「Amazon One」は手のひらの掌紋を認証して本人確認を行うシステムだ。
Amazon Oneデバイスにクレジットカードを挿入した後に掌紋を登録すると、クレジットカードと掌紋が紐づけされる仕組みである。登録後は、専用機器に手のひらをかざすだけで認証が行われ、入場や決済がタッチレスで行える。
新型コロナウイルスの影響で非接触技術の採用が広がるなか、小売店での決済やオフィスビルの入退管理などで幅広く普及をめざす考えだ。
「Amazon One」
Amazon Go店舗では顧客は買い物して従来の精算プロセスを経ることなく店を後にできる。客は購入の際、現金やクレジットカード、デビットカードで支払う代わりにリーダーに手のひらをかざすことを選択できるようになるのだ。
Amazon Oneで使う“手のひら署名”は「手のひらの表面と皮膚下のデータからカスタムビルドのアルゴリズムとハードウェアを使って作成する」としており、一般的な静脈認証とは異なるようだ。
利用するにはまずAmazon One端末を設置してある店舗に行き、登録する必要がある。登録には、手のひら、クレジットカード、スマートフォンの電話番号が必要。Amazonのアカウントは必須ではない。登録は「非常に迅速に」できるとしている。データは暗号化されてAmazonのサーバに保存される。
いざ実装へ
第1弾として、同日から米シアトル市にある同社のレジなしコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」の2店舗に導入した。
入場ゲートにクレジットカードを挿して読み取り装置の上に手のひらを置くことで、1分以内にカード情報と生体情報をひも付ける作業が完了する。次回からは読み取り装置に1秒程度、手をかざすだけで入店できるようになる。
ただし、Amazon Oneは他の入店方法に完全に置き換わるわけではない。客はAmazon GoアプリやAmazonアプリを使って入店でき、現金で支払うことも可能だ。
アマゾンは近い将来、アマゾン・ワンを傘下の食品スーパーであるホールフーズ・マーケットやアマゾン・フレッシュにも導入することになる。
そしてアマゾンでは新技術を外部企業にも提供する方針で、すでに複数の小売企業と交渉を進めているようだ。
日本企業では富士通が手のひらの静脈による生体認証システムの普及に力を入れている。
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